Paidy(ペイディ)は、ECサイト向けの後払い決済サービスで、AmazonやDMM.com、Qoo10など70万店舗以上で利用可能なのが魅力です。
メールアドレスと携帯番号の入力で支払いが完了し、コンビニ支払いとは異なり、商品を支払う前に受け取れる。クレジットカード登録不要で、幅広い層が利用できます。
しかし、ペイディ支払いを行おうとしても使えないときがあります。
この記事では、ペイディが使えないときの原因と、その対処法について詳しく説明します。
ペイディの決済が使えない3つの原因とは?
ペイディの決済が使えない原因はさまざまです。以下に、代表的な原因をご紹介します。
1. 支払い制限
まずペイディが使えないときの原因として考えられるのが、支払い制限です。
ペイディでは、本人確認が完了していない場合、一定期間の支払い制限が設定されています。もし、制限を超えるような決済を行おうとした場合、決済が使えないことがあります。
本人確認が完了している場合、ペイディアプリまたはウェブ版のMyPaidyのホーム画面に利用可能額が表示されます。
2.与信審査落ち
次にペイディが使えないときの原因として考えられるのが、与信審査落ちです。
ペイディを使ったときに「決済が承認されませんでした」と表示されたら、その原因は与信審査落ちが考えられます。
ペイディでは決済ごとに与信審査を行っており、審査結果に応じてペイディが使えない場合があります。
また、ペイディの与信審査基準は明らかにされていませんが、与信審査に通らない理由は3つ考えられます。
まず考えられる理由は、先ほど説明した支払い制限と関わっています。
ペイディには1回の決済上限額は設定されていませんが、利用者によって1ヶ月に利用できる上限金額が異なります。
もし利用者があらかじめ設定された上限金額を使い切っていた場合、または決済によって上限を超える場合は、与信審査の承認が得られない可能性が高いと言えます。
与信審査に通らない理由の2つ目は、未払い請求です。
ペイディの与信審査で、最も重要な不合格の理由は未払い請求が考えられます。
これは、支払い期日までに支払われていないことが、利用者の信用に欠けるとされるからです。
ペイディの利用承認が下りない3つ目の理由には、他社の借入やカード利用に関する記録が影響している場合があります。
未払いのあるクレジットカードやローンがあると、ペイディを使用することができなくなる可能性が高いです。
これは、信用情報機関に「期日までに支払っていない」という情報が記録されているためです。
ペイディは、信用情報機関であるCICとJICCに参加しており、他社で信用に欠ける行為を行った場合、これらの機関に記録されます。
そのため、ペイディの与信審査においても、これらの記録が反映される可能性があります。
未払いなどの信用に関する問題がある場合には、ペイディの利用承認が得られない場合があるということです。
3. 残高不足
次にペイディが使えないときの原因として考えられるのが、残高不足です。
ペイディの引き落とし日は、毎月12日(金融機関休業日の場合は翌営業日)となっており、引き落とし日に残高不足などの理由で引き落としができなかった場合、使えないことがあります。
※ただし、1月と5月の引き落とし日は20日になる場合があります。
その場合、引き落とし日の3~5営業日後にペイディから、コンビニまたは銀行振込での支払いに関する案内がメールで届きます。
ペイディの決済が使えない時の3つの対処法
ここまで、ペイディの決済が使えない原因について説明しました。
ここからはペイディの決済が使えない場合の対処法について詳しく解説します。
ペイディの決済が使えない時は以下の対処法を試してみてください。
1. 支払い制限の場合
ペイディのアカウントに支払い制限がかけられている場合、決済が使えないことがあります。支払い制限がかかっている場合は、ペイディのアプリ内の設定画面から確認できます。支払い制限がかかっている場合は、ペイディのサポートセンターに問い合わせて、解除手続きを行ってください。
解除手続きには、本人確認書類の提出が必要となる場合がありますので、事前に用意しておくことが望ましいです。
2. 残高不足の場合
残高不足が原因でペイディ決済が使えない場合、ペイディから、コンビニまたは銀行振込での支払いに関する案内がメールで届いているはずなので、案内に従って対応してください。
ペイディの口座振替の引き落とし金額は毎月1日に確定されます。
引き落とし金額が確定されたら、口座の残高が十分かどうかを確認してみてください。もし残高が不足している場合は、引き落とし金額分を入金することで、未然に残高不足を防ぐことができます。
また、引き落とし日に引き落としができないと、遅延手数料が発生する場合があるので、注意が必要です。
3. 与信審査落ち
ペイディを使ったときに「決済が承認されませんでした」と表示されたら、他の支払い方法で決済するしかありません。
しかし、次にペイディを使って買い物をするときのための対策はあります。
ペイディの与信審査基準は明らかにされていませんが、与信審査に通らない理由の一つの、利用者が上限金額を超えて決済承認がおりない場合、上限金額を増額することができます。
そのためには、ペイディプラスに登録することが必要で、登録が完了すると利用可能上限額を増やすことができます。
ペイディプラスに申し込むには、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書による本人確認が必要です。
ペイディプラスに登録する利点は上限金額を増やすこと以外にも、厳しい本人確認によって詐欺やなりすまし行為を防止することができたり、使いすぎを防止できます。
口座振替や銀行振り込みを使った分割払いは、3回まで手数料無料で利用できます。そして、Visaオンライン加盟店で「どこでもペイディ」が使えるのも魅力です。
ただし、ペイディプラスに申し込みを行っても、必ずしも申し込みが承認されるわけではありません。
実際には、ペイディ側が審査を行い、その結果に基づいて入会の可否を判断することになります。
しかしこの審査において、入会を断られた場合には、その理由については明確な回答を得ることはできません。
4. ペイディのバージョンアップ
もしペイディのバージョンが古い場合、ペイディでの決済が正常に行えないことがあります。そのような場合は、最新のバージョンにアップデートすることで問題が解決する可能性があります。
アプリのバージョンを更新する方法は、スマートフォンのアプリストアから最新バージョンをダウンロードすることです。アプリのバージョンアップは、新しい機能や修正が行われることがありますので、常に最新バージョンに更新することをおすすめします。
5. ネットワーク環境
Wi-Fiやモバイルデータ通信がオンになっているかを確認してください。また、接続先のWi-Fiが安定しているかも確認してください。ネットワーク環境が整っている場合でも決済が使えない場合は、ペイディのアプリを一度閉じてから再度起動してみてください。
まとめ
ペイディの決済が使えない場合は、残高不足や支払い制限、与信審査に通らなかったなどが原因となっていることがあります。本記事でご紹介した対処法を試してみて、解決できない場合は、ペイディのサポートセンターに問い合わせてみましょう。
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