ペイディは、ネットショッピングで今すぐお買い物ができる後払い決済サービスです。メールアドレスと携帯電話番号だけで登録することができ、身分証明書、申込書類、クレジットカード、印鑑などは一切不要です。
お買い物代金は翌月払いでOK、支払い方法は、コンビニ支払い、銀行振込、口座振替から選ぶことができます。
その手軽さと利便性で、高い評価を得ているペイディ。
アプリのダウンロード数は900万を超えており、多くの人が利用しています。
しかしその一方で、「登録ができたのに決済が承認されない」「いつも利用しているのに、突然決済が承認されなくなった」などの状況に直面している人がいます。この記事を読むことで、問題が解消される可能性がありますので、同じように困っている人は、ぜひ参考にしてください。
ペイディの支払いができないのはなぜ?
「決済が承認されませんでした」というメッセージと共にペイディの支払いができないのは、与信審査に通らなかったためです。
与信審査とは、後払いの取引を行うにあたって、消費者の信用度を確認する審査のことを言います。通常は過去の利用状況などから審査の判断がされますが、ペイディはメールアドレスと携帯電話番号のみで買い物が可能なため、ご注文ごとに毎回審査が行われています。
では、なぜ決済が承認されないのでしょうか。ここからは、その理由と対処方法を詳しく解説していきます。
ペイディの支払い(与信審査で承認されない)ができない理由と対処法を解説
登録情報に間違いがある
メールアドレスや携帯電話番号だけで、料金を後払いにしてお買い物を楽しむことができるペイディですが、本人確認をして利用するサービスもあります。
メールアドレスや携帯電話番号、本人確認で入力した内容に基づき審査されます。入力した情報に誤りがあった場合でも、審査の結果は変更することはできません。
登録情報は、間違いなく正確に入力しましょう。
利用可能額が超過している
ペイディは利用限度額は設定しておらず、利用状況によりお買い物の都度変動します。ペイディではユーザーへ利用可能額の開示はしていませんが、与信審査で設定された限度額を超えていると「決済が承認されませんでした」とエラーが表示されます。
この場合、利用可能額を上げることにより対処することができます。公式サイトで利用可能額を上げる方法などは明記されていませんが、有効な手段ですので、ぜひ試してみてください。
- 本人確認をしてペイディプラスに格上げする
- ペイディで利用実績を重ねる
- 支払い方法を口座振替にする
本人確認をすると、ペイディからペイディプラスへ格上げされます。
ペイディは、メールアドレスと携帯電話番号のみで利用することが可能ですが、身元がわからない人に多額のお金を貸すことはできません。本人確認をすることで、身元がはっきりするため、利用可能額が上がります。
ただし審査に基づき設定された金額になるため、過去に支払いが遅れたり滞納している場合は、利用可能額は上がらない可能性があります。
ペイディでお買い物の実績を重ねていけば、さらに利用額が上がる可能性があります。ペイディは利用頻度や支払い状況により、都度利用可能額が変動します。支払いが遅れたり滞納することなく利用していれば、信用度も高まります。ただし、支払いが遅れるなど信頼を失う行為は、減額する可能性もありますので、支払い漏れなどには注意しましょう。
ペイディは、コンビニ支払い、銀行振込、口座振替による支払いが可能です。コンビニ支払いや銀行振込は支払いに行く必要がありますが、口座振替は自動的に引き落とされるため、支払い忘れや未回収を防ぐことができます。
そのため口座振替の方が信用度が高く、利用限度額が上がる可能性があります。ただし、口座振替は申込をしてから実際に引き落としが開始されるのは翌月以降となります。すぐに利用限度額に反映されない点には気をつけましょう。
過去に支払いの延滞や、未払金などがある場合
ペイディで過去に支払いが遅れたり、滞納したことがある場合は「決済が承認されませんでした」とエラーが表示され、利用ができない可能性があります。
未払金がある場合は、すみやかに支払いを済ませましょう。支払いをすることで、利用が可能になる場合があります。
ペイディは滞納すると、信用情報に影響する可能性があります。信用情報に傷がつくと、クレジットカード、カードローン、キャッシング、ローン契約の申込などが難しくなる場合もありますので、期日をしっかり守って利用しましょう。
ほかの金融サービスで支払いトラブルがあった場合
他社の後払いサービスやクレジットカードなどで、支払いが遅れたり滞納したことがある場合も、決済が承認されない可能性があります。
ペイディでは信用情報機関を利用して審査しています。ほかの金融サービスで、支払いトラブルを起こしている場合は利用できない可能性があります。そういったケースが考えられる場合は、焦らず信用情報が回復するまで待ちましょう。
現金化目的と考えられる商品などの購入
ペイディでは商品券やプリペイドカードや、ゲーム関連商品などの決済が承認されない可能性があります。ペイディを利用した場合、Amazonでは以下の商品は購入できません。
- Amazonギフトカード
- 一部のデジタルコンテンツ(Kindle本、Kindle Unlimited、Amazon Music Unlimited、Prime Video Channel以外)
- 提携ネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井)でのご注文
- Amazonフレッシュでのご注文
- 定期おトク便ご注文
- 海外へ配送のご注文
- 合計額が25万円(税込)以上のご注文
- Amazonビジネスのご注文
ペイディでは現金化目的での利用は禁止されていますので、Amazon以外でも現金化しやすい商品券や、ゲーム関連などの商品は換金や転売目的と考えられ、決済が承認されない場合があります。
ペイディカードでは、Amazonギフトカードを購入することが可能です。ただし換金目的で購入すると、Amazonのアカウントが停止になる場合がありますので注意しましょう。
【番外編】使用しているメールアドレス
ペイディはメールアドレスと携帯電話番号だけで利用できるため、利用するメールアドレスも重要な情報となります。
絶対にペイディを利用したい、と考えている人は携帯キャリアやプロバイダーのアドレスを登録することをおすすめします。
メールアドレスだけで審査に落ちる可能性は低いですが、フリーメールは信頼性が低いため利用を控えた方がいいでしょう。
フリーメールは、長期間利用しないとアカウントやメール履歴が削除されたりするリスクもあります。Yahoo!メールの場合は、6ヵ月以上利用しないとアドレスやメールボックスが利用停止となります。
なおメールアドレスを忘れると、面倒な手続きなども発生するため、普段から利用しているアドレスを利用するようにしましょう。
まとめ
ペイディで決済が承認されない理由と対処法について解説してきました。
決済が承認されない理由は、与信審査に通らなかったためです。
与信審査とは、過去の取引から支払いの能力や信用度を審査します。
ペイディではお買い物の都度に審査が行われるため、「登録できたのに決済が承認されない」「いつもは問題なく決済できていたのに、突然決済できなくなった」と戸惑う人も少なくありません。
その際は下記に該当する可能性があります。
- 登録情報に誤りがある
- 利用可能額が超過している
- 過去に延滞や未払金がある
- ほかの金融サービスで支払いトラブルがあった
- 現金化目的と考えられる商品の購入
ペイディはアドレスと携帯電話番号のみで後払いができる決済サービスであるため、利用可能額はあまり高くありません。本人確認をすることで利用限度額が増額されますが、支払いに無理のない範囲で賢く利用しましょう。
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