Paidy(ペイディ)は、ネットショップの代金をあと払いできる決済サービス。
利用者にとって「あと払い」は便利な決済方法ですが、利用する前にペイディがどんなサービスか知っておきたい人もいるでしょう。
そこで今回は、ペイディの使い方や、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。
ペイディが気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
Paidy(ペイディ)とは?
Paidy(ペイディ)とは、株式会社Paidyが運営するあと払い決済サービスです。
AmazonやQoo10などの大手通販サイトや、Visaマークのある様々なネットショップで利用可能。
買い物の代金は翌月にあと払いできるので、安心してネットショッピングを利用できます。
会社概要 | |
---|---|
会社名 | 株式会社Paidy |
代表取締役会長 | ラッセル・カマー |
事業内容 | あと払いサービス「ペイディ」 |
加入団体 | 一般社団法人 日本クレジット協会日本貸金業協会 |
加入指定信用情報機関 | 株式会社日本信用情報機構株式会社シー・アイ・シー |
オフィス所在地 | 〒107-6212 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー12階 |
ペイディの使い方
ペイディの使い方はとても簡単で、スマホ1つあればすぐにでも利用可能です。
使い方手順
- 利用するネットショップの支払い方法で、あと払い(ペイディ)を選択する
- 自分のメールアドレスと電話番号を入力する※
- SMSで送信される4桁の認証コードを入力する
- 買い物完了
※メールアドレスと電話番号以外の情報(年齢や住所・職業など)は不要
ペイディの利用条件
ペイディの利用には年齢制限がないため、18歳以下の学生でも利用することが可能です。
ただし、ペイディを利用するには、メールアドレスと電話番号を登録できることが必須。
つまりスマホを所有する人なら、年齢や職業に関係なく申し込みできます。
このように申し込み条件自体は緩いですが、申し込み後の与信審査に通らなければペイディを利用できません。
審査の結果次第で利用限度額も異なり、学生や未成年の場合は利用限度額が低めに設定されているケースが多いです。
⇒審査に通らない場合は後払い機能「メルペイスマート払い」搭載のメルペイがおすすめ
ペイディの支払い方法・利用手数料
ペイディは、1ヶ月間のご利用分をまとめて翌月に支払うシステムです。
都合に合わせて支払い方法を自由に選べるのもペイディならではの特徴。
毎月1日の13時までに前月利用代金が確定し、MyPaidyに請求額が反映されます。
ペイディの利用に買い物ごとの手数料は不要ですが、支払い方法によって支払い手数料が必要になります。
支払い方法 | 支払い期日 | 手数料 | |
---|---|---|---|
コンビニ支払い | ・各コンビニによって異なる・ペイディアプリのバーコードをレジに見せる | ・毎月10日までに支払う | ・356円(税込み) |
銀行振込 | ・指定された銀行口座に振り込む | ・毎月10日までに支払う | ・金融機関によって手数料が異なる |
口座振替 | ・登録した銀行口座から引き落とし | ・請求月の12日に自動で引き落とし※ | ・無料 |
すぐ払い | ・ペイディアプリのバーコードをレジに見せる | ・請求額確定前に好きなタイミングで支払える | ・356円(税込み) |
※12日が金融機関の休業日の場合は翌営業日の引き落とし、1月及び5月請求分の引き落としは20日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
ペイディを利用するメリット
ペイディを利用するメリットは以下の3つです。
- 余裕を持って支払いできる
- あと払いなので安心して通販を利用できる
- 面倒な登録不要で利用できる
最も大きなメリットとして考えられるのは、余裕を持って支払いできることです。
翌月のあと払いなので支払期日が長く、自分のペースで支払い計画を立てられます。
また、あと払いのメリットは、安心して通販を利用できることでしょう。
商品をしっかり確認してからの支払いなので、通販ならではの不安を解消できます。
ペイディはメールアドレスと電話番号のみで利用できるのもメリットと言えるでしょう。
面倒な登録不要で、気軽に利用できるのは嬉しいポイントです。
ペイディを利用するデメリット
ペイディを利用するデメリットは以下の3つです。
- 利用には与信審査が必要
- うっかり支払いを忘れやすい
- 支払いを滞納すると延滞金が発生する
ペイディは便利なあと払い決済サービスですが、利用には与信審査が必要になるのが1つのデメリットです。
審査に通らなければ利用できないので、信用情報に問題がある人は利用したくても利用できない可能性があります。
あと払いならではのデメリットと言えるのが、支払い期日まで日があるのでうっかり支払いを忘れやすいことです。
万が一支払いを滞納した場合、延滞金が発生するのも痛いところ。
ペイディを利用する人は、くれぐれも延滞しないよう気をつけましょう。
ペイディの便利なサービス
ペイディには通常の利用以外にも、様々なサービスが存在します。
もっと便利にペイディを利用したい人は、ぜひ検討してみましょう。
【ペイディカード】~リアルカードとして街のお店でも利用できる~
ペイディをネットショッピングだけでなく、街中のお店でも利用したい人には「ペイディカード」がおすすめ。
ペイディカードとはペイディのリアルカードの名称で、Visaマークのある街中のお店でクレジットカードとして使えるカードのことです。
ペイディカードは年会費や発行手数料も無料で、最短5分で即日発行できます。
クレジットカードを持っていない人にも、便利なカードと言えるでしょう。
ペイディカードの発行手順
- ペイディアプリから本人確認をする※
- アプリからリアルカードの申し込みをする
- 一週間程度でカードが自宅に到着
- リアルカードをアプリで有効化すると、街中のお店でも利用できるようになる
※本人確認には運転免許証かマイナンバーカードが必要
【3・6回あと払い】~手数料無料の分割払いに対応~
ペイディの支払い方法は、通常は翌月1回払いが基本となります。
あと払いのシステムは便利ですが、購入代金によっては「クレジットカードのように分割払いができたらいいのに」と思う人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、ペイディの「3・6回あと払い」です。
分割手数料無料で支払いを3回に分けることや、一部のお店では6回あと払いにすることもできます。
申し込み条件
- 18歳以上(高校生を除く)であること
- 20歳未満の場合は親権者の同意が得られること
- メールアドレスと電話番号を登録できる人
- 日本に在住している人
- 本人確認できる人(運転免許証かマイナンバーカードが必要)
3・6回あと払い利用方法
- ペイディアプリから本人確認をする
- 販売店の購入画面、もしくはペイディアプリで3・6回払いに変更する
【ペイディあと払いプランApple専用】~Apple製品を購入したい人に~
ペイディには「ペイディあと払いプランApple専用」という、Apple製品の購入を目的とした特別なプランもあります。
利用できるお店はAppleのウェブサイトやAppleストアのみとなり、Apple以外のお店では利用できないのが特徴です。
利用額は通常のペイディと別に「ペイディあと払いプランApple専用」の特別な利用額が用意されているため、iPhoneやiPadのような高額商品の購入にも利用できます。
もちろん分割払いにも対応でき、分割手数料無料で最大36回払いで支払い可能。
Apple製品を賢く購入したい人におすすめのプランです。
申し込み条件
- 18歳以上(高校生を除く)であること
- 20歳未満の場合は親権者の同意が得られること
- メールアドレスと電話番号を登録できる人
- 日本に在住していること
- 本人確認できる人(運転免許証かマイナンバーカードが必要)
ペイディあと払いプランApple専用の利用方法
- ペイディアプリから「ペイディあと払いプランApple専用」に申し込みする
- 自分の「ペイディあと払いプランApple専用」の利用可能額を確認する
- Appleで「あと払い(ペイディ)」を利用して支払いする
まとめ
あと払いのPaidy(ペイディ)は、便利なあと払い決済サービスです。
面倒な登録不要で利用でき、ネットショップに限らず街中のお店でも使えるのは嬉しいポイント。
分割払いや便利なサービスも豊富なので、気になる人は利用してみてはいかがでしょうか。